Snes9x(Ver.1.53)

 

これはスーパーファミコンをWindowsパソコンで再現するエミュレーターです。

 

準備する物

1.Windowsパソコン(今回はWindows7機を使用します)

2.Snes9x本体

3.ROMファイル

4.ゲームコントローラー(パソコンのキーボードでも代用出来ますが、専用の物がオススメ)

iBUFFALO CLASSIC USB GAME PAD ←私のHPで載せている、このコントローラーを使用します。

スーパーファミコン用に準備した物なのでバッチリ適合します。(形状の違うコントローラーでもボタンの数や位置が合えば使用出来ます)

 

「Snes9xは初めて使うソフトなので、実際に私が行った設定手順を書いています。」

 

「Snes9x(Ver.1.53)をダウンロードします。」

Snes9x official site これが公式サイト。こちらからSnes9x(Ver.1.53)本体をダウンロード出来ます。

IPHER'S WIP PAGES こちらからでもSnes9x(Ver.1.53)本体をダウンロード出来ます。

Snes9x(Ver.1.53)は 64bit 版と 32bit 版があるので、自分のパソコンに適合する方をダウンロードします。

私の場合はOSが32bitなので、snes9x-1.53-win32をダウンロードしました。

ダウンロード後は解凍します。

解凍後のsnes9x-1.53フォルダはCドライブのProgramFiles内に移動します。

これで準備は完了です。しかし初期状態では操作メニューが英語なので使いやすくする為に、日本語化の作業をします。

 

「Snes9x日本語化パッチをダウンロードします。」

ねこかぶのホームページ から日本語化パッチをダウンロード出来ます。

左にあるメニューの中からSnes9x 1.5.3の日本語化パッチをダウンロードしました。(32bitと64bit用が同梱されています)

ダウンロード後は解凍します。

フォルダ内の、s9x153jp.exe(64bit版OSの場合はs9x153x64jp.exe)を、snes9x-1.53フォルダへ移動します。

移動したs9x153jp.exeをダブルクリックして実行します。

日本語化が成功すると、この様なメッセージが出ます。

これで予定していた準備は完了しました。

※Snes9xの日本語化ファイル作成者の「ねこかぶ」様に感謝します。

このタイミングで事前に準備してあるROMファイルを入れたフォルダをsnes9x-1.53フォルダの中に保存しました。

※実際のスーパーファミリーコンピューター同様に本体だけ準備してもゲームカセットに相当するROMファイルが無いと、

ゲームのプレイは出来ませんのでROMファイルも(合法的に)準備しましょう。

ゲームROMファイルの吸出し方法 - エミュレータ情報局 こちらのサイトで各種ROMのデータ吸出し方法が解説されています。(難易度:高)

データ吸出しが難しいからと言って、くれぐれも違法なROMのダウンロードを行わない様にして下さい!

 

「ゲームの起動」

デスクトップにSnes9xのショートカットを作成しました。

早速ショートカットから起動させようとダブルクリックしてみた所。。。

「d3dx9 38.dllが見つからなかったため、このアプリケーションを開始できませんでした」のメッセージが出て起動しません!

「トラブル対処その1   起動」

これは困ったなと、Google検索でエラーメッセージを頼りに原因を探ってみました。

最初はDirectXのバージョンの確認などが書いてあったので念の為、自分のバージョンを確認します。

しかし、私のDirectXのバージョンは11なので特に問題は無さそう。

更に検索すると同様のエラーが出て起動出来ない方が沢山いるようで、必要な情報を発見しました。

d3dx9_38.dllというファイルをSystem32のフォルダ内に置けば解決する様です。

と、いう事で下記のダウンロードリンクからファイルをダウンロードします。

d3dx9_38.dll ダウンロードする ←直接DLリンクを貼ります。http://download.155384.comより

ダウンロード後は解凍してフォルダを開いたらd3dx9_38.dllというファイルのみをコピーします。

Cドライブの中のWindowsフォルダを開き、System32フォルダを開いて、その中にコピーしたd3dx9_38.dllを貼りつけます。

再度、Snes9xのショートカットから起動します。

作業後は、バッチリ起動しました!

準備しておいたSTREET FIGHTER Ⅱ TURBOのROMを読み込ませた画面です。

ROMの読込方法→ファイル→ロムの読込(この時に専用フォルダを選択して、フォルダ内のROMを選択します)→開く

(事前にROMファイルはSnes9xフォルダの中に専用フォルダを作成しておきました。)

 

「ゲームコントローラーの設定」

格闘系ゲームなので専用コントローラーで使える様にします。

入力タブから入力の設定を選択します。

各ボタンをクリックしてコントローラーの該当するボタンを押して設定します。

コントローラーの設定が済んだら早速ゲームをプレイしました。

しかし!!!

せっかく起動したのに音が全く出ていない。。。(ゲームプレイは可能でした)

 

「トラブル対処その2   音声」

ゲームは出来ましたが音声が無いのは寂しすぎるので、再度Google検索で原因を探ります。

最終的に、こちらで解決しました!下記のダウンロードリンクからファイルをダウンロードしてインストールします。

DirectX エンド ユーザー ランタイム Web インストーラ  マイクロソフト公式サイトより

インストールが終了したら、再度、Snes9xのショートカットから起動します。

起動もOK、音も正常に出ました!!

これで完璧に、Windows7パソコンでスーパーファミコンがプレイ可能になりました!

 

「プレイ中の画面」     STREET FIGHTER Ⅱ TURBO画面をキャプチャーしました。

使いやすいRYUを選択、しかし、いきなりKENと対戦!手強いです。

久しぶりだと波動拳すら、うまく出せず苦戦しましたが勝利!

なつかしの車破壊ステージ

画面キャプチャーしていたので完全破壊は、あきらめました。

そして、一気に最後のベガまで倒して全ステージクリアしました。

(表彰台シーン1)

表彰台シーン2

表彰台シーン3

RYUのエンディングです(ネタバレあり)

こんな感じで終了します。各キャラクターによって色々なエンディングが見れます。

久しぶりにプレイしたので、各ステージのキャラクターや効果音、ボーナスステージ等、なんとも懐かしかったです!

設定に手間が、かかりましたが無事にプレイ出来て良かったです。買ったコントローラーも大活躍♪

※今回の記事がWindows7でスーパーファミコンエミュレーター設定時の参考になれば幸いです。

 

※番外編     画面サイズの設定変更(気になる方のみでOK)

ビデオタブの項目から画面の設定を開きます。

Snes9xの画面の縦横比は初期設定値は8 :7 でした。

4:3 に変更します。(これで当時の標準サイズの画面になり違和感が無くなりました)

 

2016/12/08作成

2017/01/28修正

「ねこかぶのホームページ」への、リンク切れを修正しました。

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