2018年08月25日 Keiトラブル

 

「エンジンが、出先で突然かからなくなりました!」

症状:エンジンキーを回してもセルモーターが全く回らず。

エンジンチェックランプ等は点灯、点滅あり。

ドライブレコーダー等の電装品は電源入り作動可。空調ファンも作動可。

 

(発生日:2018年08月25日)

 

この日は朝から車で買物に行き、最後の店で買物をすませ帰宅しようとした際に起きました。

車に乗り、キーを回すとセルモーターが全く回らずエンジンがかからなくなりました!

最初に頭に浮かんだのは、バッテリーの突然死?!と思ったのですが、電装品は普通に動作するし、ファンも回ります。

一瞬パニックで、家から徒歩20分弱の所なので、予備バッテリーあるし取りに行くかな?と考えましたが、もう少し色々試す事にしました。

チェックランプを見ても、非常を示す警告は出ていないし何かな~と思いつつ、何度かキーを回すけど反応が全く無し。

ハンドルを左右に切ったり、色々動かしてから再度キーを回すとセルモーターが回りました!!!

エンジンも無事にかかり、ひとまず家に帰りました。

 

エンジンが、かかってからは普段通りで、特に不具合は感じませんでした。

家に着き、エンジンを切ってから荷物を下ろし、再びエンジンをかけようとすると先程と全く同じ症状が出ました!

5分間程、ハンドル切ったり試行錯誤しましたが、エンジンは全くかからず。

とりあえず予備バッテリーもあるので原因究明の為に交換してみました。

(前の車のワゴンRから外しておいた約半年間使用した同規格のバッテリーです。)

再び、キーを回すもエンジンは全くかからず、セルも回りません。

※相変わらず電装品だけは動いています。

ここまで作業してバッテリーが原因ではない所まで突き止めました。

色々悩みつつ、ふと思いつきました!

そういえばAT車は、シフトがPレンジに入っていないとエンジンかからない可能性あるかも!と頭に浮かびました。

※もちろん停車時にシフトはPレンジに入れて、エンジンを切っていますし、見た目にはシフトはPレンジです。

ダメ元で、ATシフトレバーをガチャガチャとPから1まで色んな箇所に何度も動かしてみました。

再び、シフトをPレンジに入れて、キーを回すとセルが回り、何事も無かったかのようにエンジンがかかりました!

また同じ症状が出たら嫌だなと思ったので、エンジンを切り、何度か同じ事を繰り返しましたが全て普通にエンジン始動OKでした。

ということで、今回の症状はPポジションを検出する事が出来なくなったのが原因だったと思われます!

幸いな事に、この後からは一度もセルが回らなくなった事はありません。

この記事を作成している日もテストしましたが、エンジンは快調にかかりました♪

 

今回の一件で、バッテリーも交換したので、ワゴンRからの主な移植作業は全て完了した事にもなりました。

 

過去にもAT車は乗ってきましたが、こういったケースは初体験でした。

SUZUKIのフロアシフトAT車に関しては、こういう例も起こりうるという事で記事を作成してみました。

先代ジムニーはじめ、K6Aエンジン搭載のフロアシフトAT車は相当数、流通しているので、
同様の症状が出た人はJAFや車屋さんに連絡する前に今回の対処法を試して欲しいなと思います。

 

 

2018/09/16作成

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